今回は、【マルウェア】と並んでパソコンを使っていると良く出会う
【フィッシング詐欺】について、
実際の事例を交えながらお話したいと思います^^
フィッシング詐欺とは
フィッシング詐欺とは、
企業や銀行の振りをしてメールを送り、
IDやパスワード、暗証番号やカード番号を
入力するよう仕向けるものです。
騙されて入力すると個人情報を持って行かれ、
勝手に利用される可能性があります。
フィッシング詐欺体験談 ①
マルコが見たフィッシング詐欺は二つ。
1つは、インストラクター時代に教室のパソコンへ送られてきたものです。
【三〇東京UFJ銀行】さんから、
サーバーのバージョンアップを行ったのできちんとログインできるか
以下のURLより確認してくだい・・・・的な。
教室は【三〇東京UFJ銀行】とは何の取引も無いし、
本社が何か関係してるのかな~~~~と一瞬思ったのですが、
送信元のメールアドレスが、日本の物じゃなかったんですね。
件名も文章もごもっともな感じだけれど、
アドレスが、どうもきちんとした会社のものらしくない・・・・
とりあえず本社へ、【なんか変だと思うんですけど~~~~】
と一言付けて転送しました。
家でゆっくり調べて見たら、やはり、
その手のメールがちまたで流行っているようでした。
おそらく、本当にその銀行と取引している人へ届いたら、
うっかりURLをクリックして、
ログインできるか確かめる為に
IDやパスワードを入力してしまうケースもあるのでしょうね。
基本的に、金融機関の方から利用者に突然、
IDやパスワード、カード番号などを入力して!
と言って来ることはありませんので
その手のメールが来たら、
入力せずに削除してしまいましょう。
不安でしたらその銀行へ問い合わせてみるのも良いでしょうし、
このように金融機関のサイトの中で
注意を呼び掛けていたりしますので、調べて見るのも良いかと思います。
下のアドレスは、三井住友銀行のホームページの
セキュリティについてのお知らせページです。
http://www.smbc.co.jp/security/index.html
三菱東京UFJ銀行も呼びかけをしています。
http://www.bk.mufg.jp/info/phishing/20140228.html
また、
メールの文章の一部で検索すると、
一足お先にそんなメールに出会った人が
経験談をUPしていてくれたりします。
フィッシング詐欺体験談 ②
さて、もう1つのフィッシング詐欺のメールが送られてきたのは、
マルコのパソコンです(;^ω^)
【Re:】だけの件名なのですね。
【Re:】というのは【返信】という意味です。
マルコは普段からメールのやりとりが多いので、
【どなたからお返事かしらん?】とあけて見たら、
これまた
【一部のお客様の個人情報が漏えいした可能性があります・・・云々】
【お客様のアカウントが凍結されないように直ちに以下のURLより登録してご確認ください。】
うぐぐぐぐ・・・・・
ちゃんとした金融機関が
【Re:】だけでメール送ってくるわけ無いっしょ<(`^´)>
しかも、送信元のアドレス、全然知らないアドレスだし。
そもそもこんなアドレスにメール送ってないから、
返信もあるわけないし。
被害には会ってないけど、
不覚にも開封してしまった自分が悔しい~~<(`^´)>
削除、削除です。
ついでに受信拒否もしておきました。
最近は、スマートフォンへこういうメールが来る事も多いようですので、
気をつけてくださいね^^
終わりに
この手のメールはウイルスのように、
感染してパソコンがおかしくなるという物ではありませんが、
引っかかるとお金の被害が発生するので怖いですね(^_^;)
しかもURLをクリックして出てくるサイトはもう、
ホンモノのサイトと区別がつきません。
それに、頻繁にインターネットを利用したり
メールのやりとりをしている人ですと、
意外とちょいちょい出くわします。
【Re:】ひさしぶり~~~~!!
なんて言う件名で、開いてみたら
アダルトサイトのご勧誘だったりすることもあります。
これもうっかりサイトを覗くとお金を請求されちゃうみたいですね。
基本は、とにかく、
メールで、IDやパスワード、メールアドレス、
カード番号、銀行口座の情報などを求めてこられたら
そこでストップ!!
入力せずにメールを削除する!
です。
しつこく来るようでしたら【受信拒否】です。
【受信拒否】の方法は別記事で解説したいと思います。
ではでは、今回はこのへんで。
ではでは、また(@^^)/~~~