どうも、マルコです^^
ブログで記事を更新したら、即検索にかかるものと思っていませんか?
実はそうではないのですよね。
更新したブログ記事は、クローラーが情報を取得して、Googleのデータベースにインデックスされて初めて、検索エンジンに表示されるようになるのです。
●クローラーって何?
●インデックスってなんのこっちゃ?
大丈夫です♪♪
ややこしい言葉の意味から、実際に1秒でも早く検索にインデックスさせる方法まで分かりやすく解説していきたいと思います^^
ちなみに、Fetch as Google(フェッチアズグーグル)というものを使って行きます!
これまた【何それ?】となるかもしれませんが、Fetch as Googleの機能と使い方についても、かみ砕いて分かりやすく解説していきますのでご安心くださいませ(#^.^#)
目次
インデックスとは
インデックスというのは、更新した記事の情報がGoogleのデータベースに登録される事を言います。
簡単に言うと【検索エンジンに表示されるようになること】です。
えっ、記事を書いたらすぐに表示されるようになるんじゃないの?(順位は別として)
と思うかもしれませんが、実はそうではありません。
ブログを公開したり、記事を更新した後、Googleの【クローラー】さんがあなたのブログにやって来て、ブログや記事の情報を取得してGoogleのデータベースに登録(インデックス)されて初めて、検索対象として仲間入りさせてもらえるのです。
【クローラー】というのは、ネットの中を巡回して、ネット上に無数にあるサイトやブログの情報を集めているロボットのようなものです。
この【クローラー】さんが来てくれないと、記事を更新しても検索順位が上がらないどころか、検索対象にすらされない(インデックスされない)訳ですね。
記事を公開してからインデックスされるまでは、数分だったり数時間だったり数日だったりと、かなり差があります。
そして、作って間もないブログや、更新頻度の少ないブログは、クローラーがやってくる頻度が少ないので、インデックスに時間がかかる傾向があります。
そこで、こちらからブログにクローラーを呼び込んで、いち早くインデックスしてもらう為に使うのが【Fetch as Google】なのです(#^.^#)
インデックスを早める為には、他にも
■サイトマップをGoogleSearchConsoleに登録する
などの方法がありますが、さらに1分でも1秒でも早くインデックスさせたいなら、合わせて【Fetch as Google】も利用すると良いですね^^
インデックスされているかを確認する簡単な方法
では、あなたのブログや記事がインデックスされているかどうかを確認するにはどうしたら良いのでしょう。
結構簡単なので、ちょっとやってみましょう(#^.^#)
まずはブラウザ(Google Chrome1やInternetExplorerなど)を開きます。
そして、画面上部のアドレスバーに【site:】と入力します。
【site:】の後に続けて、インデックスされているか調べたいページのURLを入力します。
そして【Enter】キーをポン。
既にインデックスされていれば、下の画像のように記事の情報が表示されます。
インデックスされていなければ、【~~に一致する情報は見つかりませんでした。】と表示されます。
簡単でしたね♪♪
是非、あなたのブログでも確認してみてください。
そして【おや!?インデックスされてないぞ!?】となったら、次でご説明する【Fetch as Google】を使って、クローラーに巡回に来てもらうようにリクエストしましょう!
Fetch as Googleとは
Fetch as Google(フェッチアズグーグル)というのは、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)に含まれる機能の1つです。
そして、Fetch as Googleでは、次の2つの事が出来ます。
- Googleのクローラーにこちらから【巡回に来てください!!】とリクエストする。
- クローラーが正しく情報を認識できているか確認する(レンダリング)。
今回の記事では、1.の【クローラーにサイトの巡回をリクエストする】方法について詳しく解説していきますね。
Fetch as Googleを使うには、まず、GoogleSearchConsoleにサイトを登録する必要があります。登録の方法はこちらからご確認くださいね。
↓↓↓
【図解】Google Search Console(サーチコンソール)登録&サイトマップ送信方法
では、Google Search Console(サーチコンソール)への登録ができたら、Fetch as Googleを使ってクローラーにリクエストを送信してみましょう♪♪
Fetch as Googleを使ってGoogleクローラーにインデックスをリクエストする方法
まずは、Google Search Console(サーチコンソール)のダッシュボードにログインしておきます。
左メニューの【クロール】をクリック。
さらに【Fetch as Google】をクリックします。
Fetch as Googleの画面が開きます。
①の欄に、インデックスをリクエストしたいページのURLを入力します。
※ドメイン部分は既に記載されていますので、末尾の部分だけでOKです。
②ここは、【PC】と【モバイル:スマートフォン】を選択できるのですが、【PC】で良いでしょう。
③最後に、【取得】をクリックします。
※【取得してレンダリング】をクリックした場合については後述しますが、インデックスをリクエストするだけなら【取得】でOKです。
画面下のリストに、以下のような表示が出ます。
①リクエストしたいページのURLが表示されます。
②【完了】または【一部】と表示されていればOKです。
③【インデックス登録をリクエスト】をクリックします。
次に、下の画像のような表示が出てきますので
①【私はロボットではありません】にチェックを入れます。
②【このURLのみをクロールする】【このURLと直接リンクをクロールする】のどちらかにチェックを入れます。
※【このURLのみをクロールする】は、その通りリクエストしたページだけをクロールして下さいという事です。
【このURLと直接リンクをクロールする】は、記事内にリンクが貼ってある場合、そのリンク先のページも併せてクロールして下さい、という意味になります。
状況に応じて使い分けましょう。
ちなみに、【このURLのみをクロールする】ならば1ヶ月で500件、【このURLと直接リンクをクロールする】ならば、1ヶ月で10件までという決まりがあります。
①の部分にチェックを入れたら
②【送信】をクリックします。
送信すると、下のリストの赤枠の部分に【インデックス登録をリクエスト済み】と表示されます。
【このURLと直接リンクをクロールする】を選択した場合は、青枠のように【URLとリンクページのインデックス登録をリクエスト済み】と表示されます。
これで、インデックス登録のリクエストが完了しました♪♪
あとは、インデックスされるのを待つだけです。
操作自体は意外と簡単だったのではないかと(#^.^#)
補足:レンダリングってなんだろう?
ここで、レンダリングについても簡単に解説しますね。
初心者さんの場合はほぼ使う事は無いと思いますが、一応【こういうものなんだ】って事だけ知っておけば安心ですよね。
レンダリングというのは、クローラーが正しく情報を認識できているか確認する事です。
実際に、Fetch as Googleでレンダリングをしてみましょう♪♪
下の画面で、先ほどは【取得】をクリックしましたが、
今度は【取得してレンダリング】をクリックしてみます。
①リストの中の【レンダリングリクエスト】という部分にチェックが入っていますね。後は先程と同じです。
※ここで【インデックス登録をリクエスト】しても良いのですが、先ほど同じページでリクエストしたばかりなので、ここではクリックしません。
②リストの行(リクエストボタン以外ならどこでもよいです)をクリックします。
画面が切り替わります。
①【レンダリング】をクリックすると
②クローラー(Googlebot)が取得したページの情報と
③ユーザーから見たページの情報がそれぞれ表示されます。
ここで、どちらかの表示が大きく崩れていたりすると改善が必要なわけですが、初心者さんはおそらく大きなカスタマイズを加えるような事はしないと思いますので、左右の画像は一緒になっているハズなのです(#^.^#)
ここで念のため
①で【モバイル:スマートフォン】を選択して
②【取得してレンダリング】した場合を見てみましょう。
①リストの【googlebotの種類】の部分が【モバイル:スマートフォン】になっていますね^^
②では、リストの行をクリックして見ます。
①【レンダリング】を選択します。
②今度は、スマートフォンから見た場合の画面が表示されていますね♪♪
これが、【レンダリング】です。
あまり(ほとんど?)使う事はない機能ですが、ボタンの意味が分かるとちょっと安心しますよね(#^.^#)
まとめ
今回は、【Fetch as Google】を使って、クローラーにインデックス登録をリクエストする方法でした。
- Ping送信してるからいいんじゃないの?
- SearchConsoleにサイトマップを登録してるからいいんじゃないの?
と思うかもしれませんが、
1分でも1秒でも早くインデックスさせるために、記事更新とFetch as Googleはセットで行うようにすると良いですね。
また、過去記事を修正した時にも、リクエストしておくと良いでしょう。
ご参考になりましたでしょうか。
ではでは、また(^^)/